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50代ナースの働き方・キャリア

夜勤を辞めたらどうなる?体調が劇的に回復した話と待っていた「お金の現実」

50代ナースの働き方・キャリア

20年も同じ病院で働きっぱなしだったので、仕事を辞めた当初は「しばらくは何も考えずに、のんびり過ごしちゃおうかな?」などと考えていた時期もありました。

しかし、現実は甘くありません(笑)。

実際は、引っ越しの準備と、引っ越した後の片付けに追われているだけで、あっという間に2ヶ月が過ぎていきました。

今回は、そんな私の「3食昼寝付きの生活」(夜勤を辞めた直後)から見えてきた身体の変化と、新しい職場で見つけた喜び、そして直面したシビアなお金のお話をお届けします。

「夜勤さえやめれば楽になるはず」と思っている方も多いかもしれませんが、私の場合はそう単純ではありませんでした。実際に何が身体を回復させたのか、そして夜勤手当がなくなることで収入がどれくらい変わるのか。これから同じ決断をしようか悩んでいる方の、リアルな判断材料にしてみてください。

3食昼寝付きの生活で気づいた、身体の鈍りと貯金が減る恐怖

引っ越しが落ち着き、念願ののんびりした生活を送り始めてすぐに、あることに気づきました。

「なんだか、身体がすごく鈍っている…….」

あんなにクタクタになるまで働いていたのに、いざ仕事を辞めてみると、ショッピングに出かけて歩くだけで股関節が痛い。肩も痛い。

さらに追い打ちをかけるように、日々目減りしていく貯金通帳と、入る予定のないお給料の画面が目に飛び込んできます。

「うわっ、これは怖い……!」

のんびりしている場合じゃない、早々に働かねば!と、私は焦るように就職活動を開始しました。

訪問看護ステーションへの転職。そこで知った「規則正しい生活」の恩恵

転職にあたっては、看護師の紹介会社を経由し、以前から興味のあった「訪問看護ステーション一択」で探しました。面接を経て、無事に就職が決定。そこから、夜勤のない規則正しい生活が始まりました。

新しい仕事に少しずつ慣れてきた頃、ふと自分の身体の異変に気がついたのです。

「ん?……体調がすこぶる良い!」

仕事を休んでいた間にあれほど痛んでいた股関節の痛みも、現役時代にずっと続いていた重だるかった身体も、嘘のようにシャキシャキ動けるようになっていたのです。

休みの日も、夜になれば自然と同じ時間に眠くなり、朝も同じ時間にパッと目が覚める。

「凄い!これが規則正しい生活の恩恵なんだ……」

ここで気づいたのは、身体を壊していたのは「働くこと」そのものではなかった、ということです。むしろ、のんびり無為に過ごしていた2ヶ月間よりも、日勤だけの規則正しい生活を始めてからの方が、身体は確実に軽くなっていきました。夜勤という不規則な生活リズムこそが、私の身体を静かに蝕んでいたのだと、この時初めて実感しました。

身体は楽になった、仕事も楽しい。でも「お給料の現実」に頭を抱える

しかし、健康と引き換えに、厳しい現実が突きつけられました。

それは、「お給料の激減」です。

現在の職場はのんびりとした雰囲気で、初めての在宅看護ということで色々と不安を抱えていた私にとってはありがたい環境でした。訪問看護に転職したことで、収入が減るのは覚悟していました。

職場によって基本給が変わるのは当たり前ですが、以前の病院では夜勤手当だけで1回約1万円、月に4回で4万円。これに残業手当などがプラスされ、手当だけで毎月約5〜6万円の収入がありました。

この「5〜6万円の差」+基本給減は、想像以上に大きかったのです。

子供への仕送り、日々の生活費、学校関係の費用。通帳を見るたびに、「足りない、どうすればいい?」という不安が胸を締め付けます。

それでも、あの頃の重だるい身体には、もう戻りたくありませんでした。お金は大事です。でも、規則正しい生活を手に入れて初めて分かった「身体が軽い」という感覚は、それ以上に手放しがたいものでした。

現在、夜勤をしていて身体に不調を感じている同年代の看護師さんたちへ、その身体の不調は不規則な生活が原因かもしれません。金銭的な問題は無視は出来ませんが、働き方を検討することは出来ます。私の体験もその判断材料のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

お金の不安をどう乗り越えたかについては、また別の記事でお話ししていますので、よければあわせて読んでみてください。

夜勤をやめて、穏やかに看護師を続ける。50代・離婚後、副業として「ブログ」を選んだ理由
50代で離婚し夜勤を辞め、訪問看護へ転職したものの収入が激減。学生の子供3人を抱え、お金の不安と体力の限界に直面した私が、初期費用をかけず経験を活かせる「ブログ運営」を始めた理由を、等身大のリアルな体験談とともに語ります。

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