50代での転職活動。
「ネットで求人を探すなんて、個人情報も怖いし、時代に乗り遅れているかも……」
そう不安になっていませんか?
実は、私もその一人でした。
実際にネットの看護師転職サイト(いわゆる紹介会社)へ登録するまでは、
「個人情報を入力して本当に大丈夫?」
「どんなことを聞かれるの?」
と、恐怖心や不安でいっぱいだったのです。
でも、安心してください!
窓口がデジタルに変わっただけで、「人と人が対話して職場を決める」という本質は、昔の紹介所とまったく同じでした。
この記事では、50代の私が実際に体験した転職活動をもとに、以下の内容をお届けします。
- 昔の「紹介所」と今の「転職サイト」の違い
- 50代が今のシステムを安心して使いこなす具体的なステップ
一歩踏み出すのが少し怖いと感じているあなたの背中を、そっと押せる記事になれば嬉しいです。
私たちの記憶にある、あの頃の「看護師紹介所」
今から20数年前、私が看護師になりたての頃の就職活動は、今とはまったく違う「アナログな時代」でした。
当時は、実際に「看護師紹介所」へ足を運ぶのが当たり前。
次のような流れで仕事を探していました。
- 紹介所の窓口へ行く
- その場で「個人カード」に手書きで記入する
- 担当者に自分の希望を伝える
すると、担当者さんが分厚い「冊子になった紙の求人票」をドサッと手渡してくれたものです。
ページをめくりながら、わからないことや疑問があれば、目の前にいる担当者さんに「これってどうですか?」とすぐに質問できました。
「ここはアットホームで働きやすいよ」「ここは勉強になる病院だよ」など、求人の特徴や良いところをその場で教えてもらいながら、安心して就職先を探せた時代でした。
20数年ぶりの就職活動、後輩の言葉にビックリ!
それから月日は流れ、気づけば20数年ぶりの就職活動。
今の転職事情がまったくわからなかった私は、転職経験のある職場の後輩に「最近はどうやって仕事を探すの?」と尋ねてみました。
すると、後輩からは思いもよらない返事が。
「先輩、今はネットの転職サイトでの転職活動が主流ですよ!」
スマホやパソコンを使って、インターネットで仕事を探すのが当たり前だと説明されたのです。
時代の変化に驚くと同時に、「本当に私にできるかな……」と、大きな戸惑いを感じた瞬間でした。
画面に現れた「個人情報入力」の壁。正直、ちょっと怖い…
後輩に教えてもらった通り、さっそくネットで転職サイトを検索してみました。
希望の条件をいくつか入力し、「よし、詳しい求人情報を見よう!」とボタンを押したその時です。
画面に現れたのは、名前や電話番号を求める【個人情報の入力画面】でした。
「えっ、突然? 私はただ、どんな求人があるか見たいだけなのに……」
仕組みもよくわからないまま個人情報を送信することに、正直とても恐怖心があり、指が止まってしまいました。
「変な勧誘の電話がジャンジャンかかってきたらどうしよう」と、その時は躊躇して画面を閉じてしまったのです。
そこで、すでにネットでの転職経験がある人に思い切って相談してみました。
すると、「大丈夫、みんなそこから登録してスタートしてるよ」とのこと。
周りの言葉に背中を押され、それでも心臓をドキドキさせながら、やっとの思いで情報を入力しました。
翌朝すぐに鳴った電話。恐る恐る話してみたら…
一晩明けて、次の日のことです。
さっそく、転職サイトの会社から電話がかかってきました。
「ついに来た……」と少しビビりながら、恐る恐る電話口の担当者と話し始めました。しかし、その不安はすぐに消えていくことになります。
顔が見えない相手との会話でしたが、担当者さんはとても丁寧に、私の今の状況や希望を聞き出してくれたのです。
質問に答えていくうちに、自分の中で以下のような変化が起きました。
- 自分が「何を希望しているのか」がハッキリした
- 自分が「何に不安を感じているのか」が整理された
- 頭の中のもやもやが、話すうちにすっきりまとまった
何より、顔は見えなくても、私の思いや希望をしっかりと受け止めてくれているのが伝わってきました。
電話を切ったあとは、「勇気を出して話してみてよかった」と、ホッと胸をなでおろしたのを覚えています。
2社の担当者を比較して分かった「良い転職サイト」の選び方
私は最終的に、2つの転職サイトに登録して、それぞれの担当者さんと電話で話をしました。
最初は、どちらの担当者さんも同じような雰囲気で、同じような質問をされました。「違いなんてあるのかな?」と思いましたが、求人を案内してもらう段階で、決定的な違いが現れたのです。
- 選ばなかったA社
私が希望していない条件の求人を、たくさん案内されました。 - 選んだB社
私の希望を一番に優先した上で、「実はこういう選択肢もありますよ」と、プロの視点で可能性を広げる提案をしてくれました。
一番の決め手は、やはり「私の希望をしっかり汲んでくれたこと」です。
私の気持ちを置いてきぼりにせず、寄り添ってくれる安心感が、選んだ会社にはありました。
その後、担当者さんとのやり取りは、ほとんど「LINE」に移行しました。
わざわざ電話の時間を作らなくても、自分のペースでメッセージのやり取りができたので、とても気が楽でした。
【気づき】便利になった反面、ネット転職で感じた「誘導された?」
実際に今のシステムで職場を決めて働いている私ですが、実は今でも「これで良かったのかな?」と少しモヤモヤ思うところがあります。
それは、昔のアナログな就職活動との「選択肢の広さ」の違いです。
- 昔の「紙の求人冊子」の良さ
自分の希望以外の求人もパラパラと目に入るため、「あ、こんな職場もあるんだ!」「こっちと比べたらどうだろう?」という偶然の気づきや、自分で比較して選ぶ楽しさがありました。 - 今の「データ抽出」の盲点
こちらの希望を伝えると、システムと担当者さんが条件に合うものだけを「ピックアップ」して提示してくれます。
便利ではありますが、裏を返せば「担当者さんのフィルターにかかった求人しか見られない」ということ。
そのため、結果的に「担当者さんにうまく誘導されて今の職場を選んだのかな……?」と感じてしまう部分が、正直に言うと今でも少し残っています。
【まとめ】やり方は変わっても「人と人」の本質は同じ。安心して一歩を踏み出して
結局、私は「この人は親身になってくれる」と信じた紹介会社で今の職場を決め、現在も元気に働けています。
就職活動が終わった今でも、「この選び方で本当に正しかったのかな?」とふと思うこともあります。
デジタルな時代に、相手の顔が見えない中で進める転職活動は、やっぱり少し不気味で、難しいものです。
もしかしたら、私も担当者さんに上手に誘導されたのかもしれません(笑)。
でも、今振り返って思うのは、「あのとき、私の希望を一番に汲んでくれた人を信じて選んだ」という事実こそが、私にとっての正解だったということです。
窓口がスマホやLINEに変わっても、最後に大切なのは「人と人との信頼関係」です。
多少の誘導はあったとしても、自分の軸(希望)を大切に聞いてくれた担当者さんなら、大ハズレはありません。
「時代に乗り遅れているかも……」なんて不安になる必要はありません。
一歩踏み出せば、画面の向こうには、私たちの思いをちゃんと聞いてくれる担当者さんが待っています。
50代からの新しい働き方、そして自分らしい自律した毎日に向けて。
あなたの最初の一歩を、心から応援しています!
私が一歩踏み出し、病棟看護師から訪問看護師を目指して紹介サイト2社に登録した体験記事です。これから転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。



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