最近、ネットを見ているとやたらと「副業」という言葉が目に入りませんか?
「副業で月10万円」
「好きな場所で働く」
「会社に縛られない生き方」
そんな魅力的な言葉を見るたびに、「いいな」と思っていました。正直に言うと、最初は「できたらいいな」くらいの温度だったのですが、そこから少しずつ心境は変化していったのです。今回は、50代の私が「看護師が好き」という気持ちを大切にしながら、なぜ副業という選択肢にたどり着いたのか、その本音をお話しします。
ネットに溢れる「副業」の文字。私にできることって何?
ネットの言葉をきっかけに、「じゃあ自分は何ができるんだろう?」そう考え始めたら、急に現実的になります。私にできることって何?
自営業?
開業?
何をする?
うーん、何も浮かばない……。
ネットで見かける副業の情報を、片っ端から眺めてみたこともあります。動画編集、Webライター、せどり、投資……。どれも「向いている人はすごいんだろうな」と思う一方で、「これを何年も続けている自分」がどうしても想像できませんでした。
誰かの真似をしようとすればするほど、「これは私じゃないな」という違和感だけが募っていく。そんな時間を過ごしていました。
特別なスキルがあるわけでもない。これがやりたい、という情熱があるわけでもない。じゃあ、私のやりたいことって何だろう。そんな風に、最初のステップで「自分には何もない」と焦ってしまう方は、きっと私だけではないはずです。
一度立ち止まって気づいた「私は看護師が好きだ」という本音
何ができるか分からなくなった私は、そこで一度立ち止まって考えてみました。すると、ぽろっと出てきたのがこれです。
「看護師は好きなんだけどな」
もちろん、きついです。体力もいります。
正直、このまま何十年もフルタイムで続けられるかはわかりません。
でも嫌いじゃない。
むしろ、好きだと思う。
たぶん、私は看護師をやめたいわけじゃないんだ、と気がついたのです。
なぜ看護師という仕事をこんなに好きだと思えるのか、正直、自分でもうまく言葉にできずにいました。「ありがとう」と言われるのが嬉しいから、というだけでもない気がしていたのです。
その”好きの正体”については、以前こちらの記事で自分なりに掘り下げてみました。

理由はどうあれ、副業を探しながらも、心のどこかでずっと看護師という仕事のことを考えている自分がいる。それに気づいたとき、「ああ、私は看護師を辞めたいわけじゃないんだ」と、すとんと腑に落ちたのです。
副業は「辞めるため」ではなく「選べる自分になるため」の準備
私は看護師を辞めたいんじゃない。ただ、働き方を「選びたい」だけ。
「辞められない状態」が嫌なだけなんだと思います。
生活のために仕方なく続けるんじゃなくて、好きだから続けている、と言える状態。そのための”逃げ場”が欲しい。
副業って、もしかしたら、夢をかなえるためじゃなくて「選べる自分になるための準備」なのかもしれない。
「今の仕事は好きだけど、このままでいいのかな」と悩んでいるなら、仕事を辞めるためではなく、本業を長く楽しむための「お守り」として副業を考えてみるのはいかがでしょうか。
好きな看護を、無理なく穏やかに続けるための人生後半の選択
今はまだ、具体的に何をするかもはっきりしていません。
でも、少なくとも1つ分かったことがあります。
私は看護師が好きだ。
だからこそ、無理なく、穏やかに続けられる形を探したい。
そのために、副業を始める。大好きな看護を、ずっと笑顔で続けるために。これが、人生後半を迎えた私の選択です。
もし今、「仕事は嫌いじゃないのに、なぜかこのままでいいのか不安」という気持ちを抱えているなら、それは決してわがままなことではないと思います。
ちなみに私の場合、副業を考えたきっかけは気持ちの面だけではありませんでした。離婚や夜勤による体力の限界という、もっと切実な事情もありました。そのあたりの経緯は、こちらの記事でお話ししています。

「好きな仕事を、好きなまま続けるために」。そんな視点で、これから少しずつ、私にできることを探していきたいと思います。一緒に「選べる自分」を目指して進んでいきましょう。


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