離れて暮らしていた娘と同居することを決めました。それに伴い、長年勤めた仕事を辞めることも決意し、私の新しい生活への準備がスタートしました。
当時の私は、「引っ越し先は、仕事を辞めてから向こうでのんびり探せばいいや」と気楽に構えていたのです。
――しかし、これがすべての甘さの始まりでした。
もしあなたも今後、退職や転職に合わせて引っ越しを考えているなら、先に伝えたいことがあります。「仕事を辞めてから、のんびり引っ越し先を探そう」と思っているなら、それは危険です。実は、退職のタイミングと賃貸契約の順番を間違えると、住居選びの選択肢が大きく狭まったり、想定外の出費につながったりすることがあります。
今回は、私自身がその両方で手痛い失敗をした体験から、これから同じ状況を迎える方に向けて、絶対に押さえておきたい2つの教訓をお伝えします。
無職では貸してもらえない?賃貸市場の冷酷な現実
いざ住居を探しに現地へ行くと、日本の賃貸市場における冷酷な現実を知ることになります。なんと、「無職(仕事が決まっていない状態)では、そもそも受け入れてもらえない物件が多数ある」という事実を、その時初めて知ったのです。
確かに、大家さんや管理会社からすれば当然の心理かもしれません。
もちろん、貯金通帳を見せるなどして「支払い能力」を示せば受け入れてくれる物件もある、ということもその時に知りましたが、すでに私は無職の身。
最初から厳しい条件の中で探すしかなく、理想の住居の選択肢は一気に狭まってしまいました。完全に私の考え不足、勉強不足でした。
追い打ちをかける「引っ越し繁忙期」の罠
紆余曲折を経て、ようやく住居が決まりました。しかし、本当の試練はここからでした。
次に引っ越し業者を手配することになったのですが、娘の今の部屋の退去日に合わせる必要があったため、どうしても「引っ越しの繁忙期(3月〜4月のシーズン)」とスケジュールが重なってしまったのです。
2社に見積もりを依頼しました。移動距離は約300km。遠距離ではありますが、提示された金額を見て目を疑いました。
「39万円」
なんと、自分が頭の中で想像していた金額の、およそ3倍近い高額な見積もりだったのです。
本当は時期を少しずらした方が圧倒的に安くなることは分かっています。しかし、退去日が決まっている以上、その間の娘の居場所がありません。時期をずらすこともできず、泣く泣くその金額で契約せざるを得ませんでした。
これもまた、私の考え不足、勉強不足が招いた結果でした。
引っ越しで損をしないために!私の失敗から学ぶ2つの教訓
のん気な計画と、ふわっとした考えの結果、私は非常に大きなお金を「勉強代」として支払うことになりました。これから同じように「退職」と「引っ越し」を控えている方に、私と同じ後悔をしてほしくないため、絶対に守るべき2つの教訓を伝えます。
仕事を辞める前に「住居の契約」を済ませる
賃貸の入社審査において、「現職(収入がある状態)」であるかどうかは天と地ほどの差があります。たとえ退職が決まっていても、在職中のステータスであれば、審査に通る確率は格段に上がります。必ず「仕事を辞める前」に家を決めておくべきです。
引っ越しの「繁忙期」は絶対に避けるスケジュールを組む
3月・4月の引っ越し料金は、通常期の2倍〜3倍に跳ね上がります。もしどうしても時期が重なる場合は、数ヶ月前から早割を狙って予約するか、実家や一時的な滞在先を活用してでも、繁忙期のピーク日を避ける工夫をするだけで、何十万円もの節約になります。
まとめ:事前の計画性こそが最大の節約
今回の引っ越しは、反省しかありません。
「仕事を辞める前に住居を決めておけばよかった」
「繁忙期を避けて、もっと余裕を持って引っ越しておけばよかった」
当時は本当に大変でしたが、たまたま見つかった今の住まいで、無事に娘との同居生活をスタートできたことには心から感謝しています。
これから引っ越しや人生の転機を迎える方は、私のこの苦い失敗談を反面教師にして、ぜひ「余裕を持った計画的な引っ越し」を進めてくださいね。
参考サイト
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