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心と身体の健康看護師のヒント

148/85だった私が語る、高血圧を放置してはいけない理由

心と身体の健康
「血圧が高めですよ」と言われても、自覚症状がないとつい後回しにしてしまいますよね。私もそうでした。40代の頃、体調不良で受診したら148/85mmHgと言われ、降圧剤を処方されて初めて「放置してはいけないんだ」と気づきました。

今は食生活の見直しとダイエットで薬なし・正常値をキープできていますが、あのまま放置していたら……と思うとぞっとします。この記事では、高血圧を放置するとなぜ危ないのか、その仕組みをわかりやすくまとめました。

血圧って何?

ひとことで言うと、心臓が送り出した血液が、血管の壁を押す力の強さを数値にしたものです。

ホースに例えると…

心臓= ポンプ(血液を送り出す)
血管= ホース(血液が流れる管)
血液= 水(体中に運ばれるもの)

水圧が高すぎるとホースが傷む。低すぎると水が届かない。血圧もそれと同じで、適切な範囲に保つことが大切です。

「上」と「下」の数字の意味

収縮期血圧(上の数字)

Systolic

心臓が血液を押し出した瞬間の、最大の圧力

拡張期血圧(下の数字)

Diastolic

心臓が次の拍動のために休んでいるときの圧力

高血圧を放置するとどうなるのか

高い圧力が血管にかかり続けると、段階的に深刻な状態へと進んでいきます。

1

血管の内壁に小さな傷がつく

高圧力が長期間続くと、ホースの内側がすり減るように内壁が傷つき始めます。

2

血管の壁が厚く・硬くなる(動脈硬化)

傷を修復しようとして壁が厚くなりますが、強くなるのではなく硬くなります。硬い血管はさらに血圧を上げやすくする悪循環を生みます。

3

血管の内側が狭くなる

傷ついた部分にコレステロールや血小板、老廃物が集まり、管の内側が狭くなって血液が流れにくくなります。

4

詰まる → 心筋梗塞・脳梗塞

心臓の血管が詰まると心筋梗塞、脳の血管が詰まると脳梗塞に。

5

膨らむ・破れる → 動脈瘤・脳出血・大動脈解離

高圧力が弱い部分に集中すると風船のように膨らみ(動脈瘤)、それが破れると脳出血や大動脈解離といった命に直結する状態に。

また、全身の血管に影響が及ぶため、以下の臓器・器官の疾患にも繋がりやすくなります。

心臓 腎臓 血管

高血圧の診断基準と目標値

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」より

高血圧と診断される基準 140 / 90 mmHg 以上 要注意
75歳未満の治療中の目標値 130 / 80 mmHg 未満 目指したい値

148 / 85 mmHg は診断基準を超えており、すでに高血圧の範囲です。「少し高めかな」と油断しがちな数値ですが、放置は禁物です。

毎日の生活行動で血管を守りましょう

「どうもないから大丈夫」ではなく、血管の中で少しずつ変化が起きています。毎日血圧を測る習慣を持つだけでも意識が変わります。塩分を控える、青魚を食べる、体重を減らす——小さな積み重ねが血管を守ります。


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