看護師さん達、ポケットにいっぱい何か入れてる!あのポシェットの中には何が入っているんだろう?と気になったことはありませんか?
今回は、そんな方の疑問にお答えするため、30年病棟勤務をしていた私が長年の勤務の中で厳選されてきたポケットやポシェットの中身について紹介したいと思います。
ポケットやポシェットの中身に興味を持たれた方、または、他の看護師さんは何を持ち歩いてるんだ?と思っている看護師の方の参考になれば幸いです。
看護師さんなら、1回でも動く回数を減らしたいーーそう思ったことあるのではないでしょうか?
「1回でも動く回数を減らしたい」
この一心で、私の病棟スタイルは進化してきました。
新人の頃は患者さんのベッドサイドに行くたびに
「あれがない!」「これがない!」と病棟を行ったり来たり。
今思えば、あの頃の私は本当によく走っていたなと思います(笑)
看護師は忙しい、本当にそうです。その忙しい中でより効率よく動くために、そして、なるべく走り回らずにすむように装備品も厳選されていきます。これは、30年の看護師生活で私が厳選した最強アイテムたちです。
失敗が教えてくれたこと
経験を積むうちに、必要物品をすべて揃えてから患者さんのもとへ向かうようになりました。
でも、揃えたつもりでも失敗はあります。
ペンの置き忘れ、印鑑キャップの行方不明…
そして忘れられない洗礼が——慣れてきた頃、ポケットに号数別で忍ばせていた注射針。動き回るうちにポケットの中はぐちゃぐちゃに。手を差し入れた瞬間、開封された18G針が指に「ぐさっ」と刺さったことがありました。
これも経験のひとつ、と今なら笑えますが、当時は横着をしたばっかりに・・・、と落ち込みました。
こんな感じで失敗を繰り返し必要なもの不要なものを厳選しながら”ポケット内装備”は完成しました。
愛用の病棟ポケット内装備達
ストラップを装着した「ボールペン」
伸びるストラップで胸ポケットに固定。置かない、じゃなく置けない仕組みに。これで、ペンをなくすことがなくなりました。欠点として、「ペン貸して」と言われた時にストラップごと、もれなく私もついてきます(笑)ちなみにボールぺんは特にこだわりはないけど、書きやすさで結構長期に愛用しているのはジェットストリームの3色ボールペンです。

点滴の滴下や時間確認に欠かせない「時計」
腕時計は処置の邪魔&手首は不潔エリア。ストラップ付きをポケットもしくはポシェットに装備。時計はやっぱりふとした時に手元にないと困るのでぶら下げていると便利です!

「ワンタッチ式駆血帯」
昔ながらの生ゴムタイプから、ワンタッチ式に変えて感動!カチッと留めてグッと引くだけ。生ゴムタイプの駆血帯が私は昔から苦手で、よく皮膚を巻き込んでしまっていました。このワンタッチ式ではあの皮膚を巻き込むトラブル&ストレスとサヨナラできました!マイ駆血帯は必需品です。

各種「テープ類」
点滴の固定が剥がれかけてる!包帯が解けそう!など病棟では色々な場面でテープの需要があります。そこで、3種類程度のをいつでも使えるようにぶら下げて。

コンパクトな「リール付きハサミ」
ハサミも色々な場面でよく使います・・・がこれもまた無くしてしまうと刃物ということで大事になります。ということで、私はハサミもポシェットにくっつけて、色々探してリール式ストラップを見つけました!これはポシェットに固定していても伸びるので使いやすいんです。
「細々したアイテム類」
メモ帳、ステプティ、インジェクションパッチ……手元にあるだけで、取りに戻る手間がなくなるものたち。
斜めがけやウエストキープできる「ポシェット」
さすがに全部ポケットには入らないので、ハンド消毒液も入るサイズの斜めがけポシェットが私の定番スタイルになりました。

「キャップレス印鑑」
看護師業はとにかく確認!確認!の嵐。呼吸器作動確認、各種物品の確認、点滴、内服与薬などなど、とにかくいろんな場面でサインを求められます。印鑑サインではダメ!という確認項目もありますが、それ以外はサインを簡略化、キャップはすぐに無くしてしまうので、キャップレスです!しかもストラップで胸に装着できてカラーバリエーションも豊富で可愛いものをチョイスし胸ポケットに装着。

このアイテム達が私が30年試行錯誤をしながらいつでも手元に置き続けている最強アイテムです。
最後に、これだけは絶対に外せない一品。
私には欠かせない「着圧靴下」

弾力ストッキングだと蒸れてしまう私が長年愛用しているのが靴下タイプ。これなしで働くと、夕方には足が鉛のように重くなり、足のむくみでだるさマックス。蒸れもなく適度な圧迫感で、もはや装備というより、鎧(よろい)です。
まとめ
こうして並べてみると、共通点がくっきり見えてきます。
「動く回数を減らしたい」
30年以上、その欲求が私の仕事スタイルをつくってきたことがわかりました。効率化、とか時短はもちろんですが、それらの効率化を行うことで、落ち着いてケアできる環境を作り、慌てない土台を作り患者さんに向き合ってきたことがわかりました。
今回は、私のポケットやポシェットの中身でしたが、参考になれば嬉しいです。他の看護師さん達はまた違ったものが入っているかも知れませんが、みなさん、共通しているのは、やっぱり効率的に段取り良く忙しい仕事をこなし患者さんに向き合うためのアイテムが詰まっているのではないかと思っています。


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