20年勤めた病院を辞めると決めて、同僚に伝えた。
「朝、メンバーを見て◯◯さんがいると、
いつもほっとしてたのに!」
「安心感がー!私の癒しがー!」
「数年経ったら戻ってきますよね?」
「寂しい」
そんな言葉をたくさんもらった。
惜しんでくれているのが伝わってきて、嬉しかった。
でも、不思議と辞めるのをやめようとは思わなかった。
お世話になった先輩に報告したときは、お金の心配をされた。
でも「なんとかなると思う」
「やりたいと思ったことをやりたい」と話したら、
「そうか、すごいよ。自分にはその勇気がない」
と言われた。
勇気なのかな。
私の場合は、勢いという感じかもしれない。
しかも、あまり後先を考えていない気もする。
無茶しているように見えるかもしれない。
現実に足がついていないように見えるのかも。
でも、ずっと考えていた。
毎日働きながら
「何のために働いているんだろう?」と。
答えに行き着かないまま疲労だけを積み重ねて、
最後に
「私の人生って何だったんだろう」
と思ってしまうんじゃないか。
それが怖かったのかもしれない。
やりたいことは何?
どんな生き方をしたい?
そう考えても、何も思いつかなかった。
だから、変えてみようと思った。
辞めて、後悔はない。
もう新しいことを始めている。
楽しいと思えている。
もし楽しいと思えなくなったら、
また楽しいことを見つければいい。
そう決めて動き出した私は、
勇気があったと思ってもいいのかな。
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