縁の下が好きな私

ある日の夜勤。

はぁ〜今日は気が重い。

気持ちが上がらぬまま向かう病棟。

メンバー表を見て、そっとため息。

「今日で夜勤は何回目?」

「おぉ!もう4回目かぁ〜そろそろ慣れてきたかな?」

笑ってはいるけど、内心はフル回転。

50人を3人で見る夜。

しかも一人は新人さん。

共同業務は任せな!とは言ったけど

ナースコール鳴りまくり

頭では段取りが全部見えているのに、

体が追いつかない。

あ〜この時間はあのフォローに行かなきゃ。

次はこっち。

でも、新人さんに

「大丈夫?困ってない?」

と声をかけるのも私の役目。

わかる?

指示しても動けないのが新人よ。

それでも伝える。

出来るようになってもらわなきゃ。

無事に申し送りが終わった瞬間、

全身の力が抜ける。

何事もなく朝を迎えられた。

それだけで今日は合格。

甘いモノ食って寝るぞ〜。

あの夜を、なんとか回せていたのは

たぶん、私もその一人だった。

守ることも、育てることも、

全部ひっくるめて。

必死だったけど、

それはちょっと自慢していいかな。

縁の下でいるのは嫌いじゃない。

むしろ、好き

その日のメンバーを見て、

足りないところを補う

気づかれなくてもいい。

夜が無事に終わればそれでいい。

心の中で、

「よし、上手く回ったな」

って思えたら、それで満足。

…でも、

たまには

「今日助かりました」

なんて言われたら、

ちょっと嬉しい。

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