在宅看護に携わってみて思った事

まだ、片足を踏み入れた程度だけど。

前の職場で退院支援に関わり、訪問看護ステーションの実習を受けたことがある。

その時に見たのは、穏やかな空間で、一対一で関わる看護。

患者さんがリラックスして過ごしている姿だった。

その光景が、ずっと頭に残っていて

在宅での看護に興味を持った。

でも実際は、そんな理想的な在宅生活に辿り着くまでに

たくさんのハードルがあると知った。

患者さんは一人ひとり、状況も環境も違う。

そして、望む生き方も違う。

その人の理想に近づけるために

いろんな職種や担当者が関わって

それぞれの力を出し合っていく。

訪問看護は、その中の一部なんだと思う。

だけど現実は、なかなか難しい。

熱が出た、お腹が痛い、転んだ、褥瘡ができた。

次々に起こる出来事に対応しながら

毎日の訪問ルートを回るだけで精一杯になることもある。

そんな中でも、数名の患者さんは

他職種との連携がうまくいって

少しずつ理想に近づいていると感じる。

訪問は30分、1時間という短い時間。

その積み重ねで信頼関係を築いていく。

「良かった、来てもらえて」

そう言ってもらえた時、

少しだけ報われたような気持ちになる。

最初は先輩に同行して、ただついて回るだけだった。

「こんな感じか」「この人はこんな人か」

そんなことを考えながら、毎日ヘトヘトだった。

一人で訪問するようになってからは

言われたことをこなすのに必死で。

少し余裕が出てきて、ようやく

一人ひとりをどう見るか、どう関わるかを考えられるようになってきた。

今の私が考える在宅看護は、たぶんこんな感じだ。

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